ケープタウンにおける外国人観光客に対する犯罪被害情報
2025/06/07 02:25:31
●外国人観光客に対する路上強盗、カード詐欺、車上荒らしの犯罪被害が多く発生しています。
●犯罪被害に遭われた方の多くが一名、または女性二名で行動中に発生したという傾向があります。
ケープタウンでは外国人旅行者に対する犯罪行為が引き続き多発しております。事案は昼夜問わず発生しており、犯罪被害に遭われた方の多くが一名または女性二名での行動中に発生している傾向があります。以下1から3がケープタウンにおける外国人旅行者をターゲットとした主要な犯罪事案となっていますので、市内観光を行う際には十分に注意を払って行動するようお願いします。
1 路上強盗
人通りの少ない通りで昼夜問わず待ち伏せしてターゲットを選定し、ナイフを突き付けて脅す、もしくは集団で囲うといった犯行が多くみられます。いかにも観光客であるような振る舞いをしている方(スマートフォンやコンパクトデジタルカメラ等の機材で撮影しながら歩行、スマートフォンを注視しながら目的地を探す素振り)がターゲットにされやすい傾向にあります。
(1) 可能な限り複数名で行動してください。
(2) 不必要な徒歩移動は控え、徒歩移動の際は常に周囲を警戒してください。
(3) 人通りが少ない場所や通りには立ち入らないでください。
(4) 万一、強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗しないでください。
2 カード詐欺・窃盗
バスターミナルでの待機中や歩道を通行していると以下のような手口で近寄り、ATMやテンキー型の偽造マシンを壁に取り付けてクレジットカードを挿入するよう誘導してきます。
・事前にバスの予約をしていても乗車するためにはチケットの発行が必要
・映画の撮影を行っているため通行には許可証が必要
・公道での酒類の持ち歩きには許可証が必要
・大統領が演説しているため許可証が必要
その後ATM等の操作方法を教える振りをして、暗証番号を盗み見、クレジットカードを巧みに搾取し、不正出金、不正取引を行う手口です。犯人らは制服のような身綺麗な格好で「Security」と書かれたバッチ等を着用していることもあります。 また、ATMや店舗の決済端末に不正な装置を設置し、カードの記録情報を盗み取るスキミングも横行しています。
(1) 公道の通行に許可証が求められることはありません。
(2) ATMや発券機で許可証が発行されることはありません。
(3) 第三者の前でATMを操作しないでください。
(4) クレジットカードの取引が即時通知(メール等)されるよう設定し、利用上限額を設定するほか 、通知や利用履歴を定期的に確認することを推奨します。
3 車上荒らし
路上駐車・有料駐車場に限らず、駐車して運転手が車両から離れるのを見計らって犯行に及びます。ケープタウン市内中心部で短時間の駐車で車両に戻ったところ窓ガラスを割られ、助手席に置いていた鞄を盗まれたケースもありました。できる限り狙われない対策を講じて下さい。
(1) 車両を離れる際は、車外から見える位置に荷物等を車内に留置しないようにしてください。
(2) 事前にトランク内へ収納しておくなど、第三者の目につく場所での荷物等の整理、収納作業等を控え、車内に荷物があることを悟られないようにしてください。
4 以下のページから過去の安全情報(邦人被害情報等)を確認できますので、併せて安全対策の参考にしてください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0027
5 万一、事件・事故等に巻き込まれた場合は、警察当局へ被害を届け出ると同時に、その概要を在ケープタウン領事事務所に連絡してください。
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このメールは送信専用メルアドから配信されています。
このまま返信頂いても受信しません。
在ケープタウン領事事務所
電話:(国番号27)-(0)21-425-1695
メール:enquiries@pr.mofa.go.jp
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バスチケット(ATM)を用いたクレジットカード窃盗被害の発生(Cape Town Bus Station)
2025/05/15 17:50:30
●Cape Town Station横の長距離バス乗り場で、邦人旅行者がATMを用いたクレジットカードの窃盗被害に遭いました。
●昨年度から、バスチケットの発券と偽りATMに連れて行かれ、クレジットカードと暗証番号を盗み取られる被害が頻発しています。
1 5月11日(日)18時頃、邦人旅行者がCape Town Station横の長距離バスステーションで出発時刻直前のバスを待っていたところ、バス会社職員のような格好をした二人組の男から「バスチケットを見せろ。チケットがないとバスに乗車することはできない。予約したバスチケットの発券が必要だ。」と付近にあるATMに連れて行かれました。(邦人旅行者は出発直前で焦らされたためバスチケットが発券される機械だと誤認識していた。) クレジットカードを挿入して暗証番号を入力しろと言われ、男らの案内に従いクレジットカードを挿入し、暗証番号を入力させられた後、ATMからカードが出てこないまま男二人組は、「カードを取り出すために、係員を呼んでくるから待機していろ。」と言い放ち、その場を立ち去りました。
その後、ATM前で待機していた邦人旅行者に対し、別の男がやってきて「詰まったカードは、もう一枚別のクレジットカードを挿入すれば排出される。」と言われ、同様の操作をしました。 結局、2枚目のカードも出てこず、男はその場から逃走しました。邦人旅行者はその後直ぐに2枚のカードを利用停止しましたが、その間に不正に引き出されていました。なお、挿入したクレジットカード2枚はATMから戻ってこなかったことから男らが隙をみて挿入口から窃盗したものと思われます。
2 職員風の身なりをして言葉巧みに旅行者を信じさせATMへ連れて行き、クレジットカードと暗証番号を盗み取る事案が昨年度から頻発しています。以下の点に留意して安全対策を講じてください。
(1)被害を未然に防ぐためにも、長距離バスチケットを購入の際はチケット発券の必要性を含め、該当バス会社へ確認またはHP等を確認してください。
(2)犯罪者は出発時刻直前を狙って旅行者を焦らせ、冷静さを失うよう仕向けてきます。基本的に相手にしないようにして下さい。
(3)万が一、武器を突きつけられて金品を要求された場合は、絶対に抵抗しないで下さい。抵抗した場合、銃器、ナイフなど凶器で危害を加えられるおそれが高くなります。
3 以下のページから過去の安全情報(邦人被害情報等)を確認できますので、併せて安全対策の参考にしてください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0027
4 万一、事件・事故等に巻き込まれた場合は、警察当局へ被害を届け出ると同時に、その概要を在ケープタウン領事事務所に連絡してください。
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在ケープタウン領事事務所
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メール:enquiries@pr.mofa.go.jp
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南アフリカにおけるジフテリアの発生
2025/05/10 00:45:30
●南アフリカ国立感染症研究所はウェブサイトにて、5月2日付けで、2024年1月1日から2025年4月27までの間、呼吸器ジフテリアの確定症例を88人検出した旨発表しています。
●感染経路は、主に飛沫感染、接触感染ですので、手洗い、うがいを励行してください。また、ジフテリアは予防接種により相当程度防げる病気ですので、予防接種が完了していることをご確認下さい。
1 南アでは本年に入ってジフテリアの流行が広がっています。当初は西ケープ州が中心でしたが、徐々に各地に広がり、現在はハウテン州、ムプマランガ州、クズワール・ナタール州、リンポポ州でも報告されています。
2 5月2日、南アフリカ国立感染症研究所発表では、患者数の累計は88人(うち66名が西ケープ州)うち死者が11名となっています。
3 ジフテリアは先進国では非常にまれな疾患で、日本では1999年を最後に患者の報告はありませんが、ジフテリアにかかった場合、一般に10%程度の方が亡くなってしまうといわれています。また、特に5歳以下や40歳以上の年齢の場合は重くなりやすく、最大で20%の方が亡くなってしまうといわれています。
4 感染経路は、主に飛沫感染、接触感染ですので、手洗い、うがいを励行してください。また、ジフテリアは予防接種により相当程度防げる病気ですので、1期5種混合ワクチン(0歳時)および2期 DT または Tdap(11歳~13歳)の接種が完了していることをご確認下さい。なお、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)では10年ごとの追加接種を推奨しています。
(参考)
○ 南アフリカ国立感染症研究所
Diphtheria Situational Report:National Institute for Communicable Disease
https://www.nicd.ac.za/diphtheria-situational-report-week-17-of-2025/
○ジフテリア(厚生労働省ウェブサイトより)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/diphtheria/index.html
○アメリカ疾病予防管理センター(Diphtheria Vaccine Recommendations)
https://www.cdc.gov/diphtheria/hcp/vaccine-recommendations/index.html
5 在留届及び「たびレジ」への登録のお願い 海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場などに日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受け取れるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
(問い合わせ窓口)
○外務省領事局政策課(感染症情報)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5972
○外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC 版・スマートフォン)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (フィーチャーフォン)
※領事事務所に問い合わせの際は下記を参照願います。
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最近発生した邦人被害について(ケープタウン駅周辺)
2025/03/04 17:17:19
●2月17日(月)15時頃、邦人が借り上げていた車両の運転手が男に刃物を突きつけられ車内に保管していた鞄が奪われる強盗被害に遭いました。
●2月20日(木)19時頃、邦人男性旅行者がケープタウン駅周辺を歩行中にATMへ連れて行かれ窃盗被害に遭いました。
●上記犯罪はいずれもケープタウン駅周辺で発生した事案であり、同駅構内と周辺では、可能な限り単独での行動は控える等、安全対策を十分に講じるようにしてください。
1 事案の概要
(1)2月17日(月)15時頃、邦人複数名がケープタウン駅近くのビル(The Towers)内で打ち合わせがあり、借上車両の運転手が周辺に駐車をして待機していたところ、男に刃物を突きつけられました。
犯人は施錠されていない車両のドアを開け、座席に置いていた邦人1名の鞄を奪って逃走しました。鞄には旅券、クレジットカード、運転免許証、現金等が入っていました。打ち合わせ終了後、邦人が車両に戻ったところ、運転手から事件の概要を聞き、すぐにクレジットカードを利用停止にしましたが、すでに不正に利用されていました。
(2)2月20日(木)19時頃、邦人男性旅行者がケープタウン駅付近を歩いていたところ、男二人に両脇を掴まれケープタウン駅のATMへ連れて行かれました。
その際、男二人は邦人旅行者にATMでキャッシングするよう指示し、男らの案内に従い合計2枚のクレジットカードを挿入し、それぞれ暗証番号を入力させられました。その後、上着のポケットに入れていたスマートフォンも奪われ、男二人はその場から逃走しました。邦人旅行者は翌日、2枚のクレジットカードを利用停止にしましたがすでに不正に利用されていました。なお、クレジットカード2枚はATMから戻ってこなかったとのことですが、当地の犯罪傾向に鑑み、男らが隙をみて窃取したものと思われます。
(3)上記犯罪はいずれもケープタウン駅周辺で発生した事案であり、この他にも同駅構内と周辺では邦人の被害が頻発しています。
2 以下の点に留意して安全対策を講じるようにしてください。
(1)車両から離れる際は、貴重品でなかったとしても荷物を車内に置かないようにして下さい。(車上荒らしに遭う可能性が高まります。)
(2)荷物を置いて車両から離れる場合は、駐車する前に予め車両のトランク内に入れておく等、外部から荷物が見えないよう対策してください。
(3)ケープタウン市中心部を歩行する際は、常に周囲を警戒してください。(前後左右の人の動きに注意を払い、尾行や監視をされていないか警戒する。) ケープタウン駅構内と周辺では、可能な限り単独での行動を控える等、安全対策を十分に講じるようにしてください。
(4)犯罪者は様々な手口によりクレジットカードを出させるよう仕向けてきます。基本的に相手にせずその場から立ち去って下さい。
(5)万が一、武器を突きつけられて金品を要求された場合は、絶対に抵抗しないで下さい。抵抗した場合、銃器、ナイフなど凶器で危害を加えられるおそれがあります。
3 その他、ケープタウンではATM詐欺、強盗致傷、車上荒らし等窃盗の邦人被害も多発しています。以下のページから過去の安全情報(邦人被害情報等)を確認できますので、併せて安全対策の参考にしてください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0027
4 万一、事件・事故等に巻き込まれた場合は、警察当局へ被害を届け出るとともに、その概要を在ケープタウン領事事務所に連絡してください。
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このメールは送信専用メルアドから配信されています。
このまま返信頂いても受信しません。
在ケープタウン領事事務所
電話:(国番号27)-(0)21-425-1695
メール:enquiries@pr.mofa.go.jp
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強盗致傷被害の発生(ケープタウン中央駅路上)
2024/11/13 18:06:14
●日曜日正午頃、邦人男性旅行者がケープタウン中央駅脇の路上を歩行中、強盗致傷被害に遭いました。
●街中で日本人は目立っていると自覚し、所持品は他者から見えないようにし、常に周囲を警戒し、単独行動を避け、人通りが多い路上を歩行するようにして下さい。
●万が一、強盗に遭遇した際は、絶対に抵抗しないでください。
1 事案の概要
(1)11月10日(日)正午頃、邦人男性旅行者がケープタウン中央駅脇のゴールデン・アロー・バスターミナル付近の路上(Strand Street)を歩行中、男に背後から首を絞められ暴行を受け、全ての所持品(旅券、現金、カメラ、携帯等)を奪われる強盗致傷被害に遭いました。
(2)邦人男性は周囲に助けを求めましたが、男10人が加わりさらなる暴行を受け、首、顔、両足を負傷しました。その後、邦人男性は奪われた所持品を持って逃走する男を追いかけたところ、銃を突き付けられ、所持品を断念しました。
2 以下の点に留意して安全対策を講じるようにしてください。
(1)街中で日本人は目立っていると自覚し、スマートフォン、財布等の所持品は他者から見えないようにしてください。
(2)当地では、比較的治安が良いとされている地区でも犯罪が発生していることから、常に周囲を警戒してください。(前後左右の人の動きに注意を払い、尾行や監視をされていないか警戒する。)
(3)休日のケープタウン中心部は平日とは異なり閑散とする場所もあります。単独行動はなるべく避け、人通りが多い路上を歩行するようにして下さい。 また、人通りが少ないエリアを移動する際は被害を防ぐため、比較的安全とされているウーバー等自動車による移動も検討してください。
(4)犯人が刃物や銃器を所持している可能性もあります。万が一、強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗しないでください。
3 その他、ケープタウンではATM詐欺、強盗致傷、車上荒らし等窃盗の邦人被害も多発しています。以下のページから過去の安全情報(邦人被害情報等)を確認できますので、併せて安全対策の参考にしてください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0027
4 万一、事件・事故等に巻き込まれた場合は、警察当局へ被害を届け出るとともに、その概要を在ケープタウン領事事務所に連絡してください。
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このまま返信頂いても受信しません。
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電話:(国番号27)-(0)21-425-1695
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