【大使館からの注意喚起】レイキャビク市内でのデモ活動について
2025/05/30 20:00:32
5月31日(土)午後1時頃から、レイキャビク市中心部の国会(アルシンギ)広場付近において、移民に関する異なる立場を主張する複数の団体によるデモ活動が予定されており、状況次第では暴力行為等の予期せぬ展開に発展する可能性があります。
つきましては、同日時に上記周辺を訪れる場合は、当局発表や報道内容などにより最新情報を確認するとともに、不用意にデモ活動に近づかないなど安全確保を最優先に行動してください。また、予期しない事態に遭遇した場合は、警察や当局の指示に従い冷静に行動するすることを心がけてください。
在アイスランド日本国大使館領事部/Consular Section, Embassy of Japan in Iceland
住所:Laugavegur 182, 105 Reykjavik
電話:+354-510-8600
メール:iceland-consul@rk.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.is.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
(電話受付時間 9:00~12:00、13:00~16:00。土日・休館日を除く。)
【大使館からの注意喚起】観光地におけるスリや置き引き被害の増加について
2025/04/15 23:25:30
最近、アイスランド国内で観光客を狙ったスリや置き引き犯罪が多発しているとして警察が注意を呼びかけています。
被害は国内随所で報告されておりますが、特にレイキャビクのダウンタウン、ゴールデンサークル(シングヴェトリル国立公園、ゲイシル間欠泉、グルフォス滝など)、南部の観光地(スコーガフォス滝、ダイアモンドビーチ、ヨークルサウルロン氷河湖など)での報告が多いようです。
警察や各種報道によると、こうした犯罪の実行グループはシェンゲン域内の東欧出身者のことが多く、観光客を装い入国しレイキャビクを拠点に主要な観光地で犯行を繰り返しているとのことです。犯人グループは単独またはグループで観光客に紛れて行動しているため、一見して観光客と見分けがつきにくく注意が必要です。犯行前に荷物を放置していたり鞄が空いているといった隙のある観光客を探した上で、雑踏を利用して見張り役の者が被害者周辺に巧妙に近づき、注意をそらすことで他のメンバーが財布や貴重品を盗むという手口が一般的で、最近は特にアジア人観光客をターゲットにしているとの情報もあり、実際に邦人の被害も確認されています。
犯行グループはリスクの低いターゲットを選別しますので、特に、景色や風景を楽しむために立ち止まる際は、カバンやリュックを前にかけ、見しらぬ人に話しかけられた際は、カバンやリュックのチャックに手を添えるなどして自衛に努めてください。また、レストランなどでも持ち物を座席に残したまま離席せず、カバンやリュックは座席の背もたれではなく膝の上に置くなどして、目の届く場所に置いておくよう注意してください。さらに、スリなどの犯罪グループが周辺にいる前提で、他の観光客や周囲の人々に不自然な動きがないか、常に意識を向け、特に複数人で行動しているグループには注意を払い不審に思う人物がいた場合、なるべくその場を離れるよう努めてください。
アイスランドは世界で最も安全な国の一つとされており、現に他国と比べると治安情勢は良好ですが、その治安の良さから来る危機管理意識の低さを逆に利用される場合もありますので、当地においても警戒心を解かず貴重品の管理を徹底するなど注意して行動するよう心がけてください。
在アイスランド日本国大使館領事部/Consular Section, Embassy of Japan in Iceland
住所:Laugavegur 182, 105 Reykjavik
電話:+354-510-8600
メール:iceland-consul@rk.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.is.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
(電話受付時間 9:00~12:00、13:00~16:00。土日・休館日を除く。)
【大使館からの注意喚起】アイスランド南西部における火山噴火(8回目)
2025/04/01 20:45:29
2025年4月1日9時40分頃、アイスランド南西部のグリンダヴィク(Grindavik)近郊のスンドゥフヌークスギガル(Sundhnuksgigar)付近で噴火が発生しました(一部報道によれば今回の噴火地点はグリンダヴィク市街から1キロしか離れておらず、一部の溶岩は防御壁に到達した模様です)。今回の噴火は2023年に始まった一連の噴火活動において8回目の噴火となります。
今回の噴火を踏まえ、アイスランド国民保護・危機管理局は安全情報を三段階中最も高い「緊急レベル」に引き上げています。
現在、当局が噴火の規模や被害の有無を調査中ですが、事前の予測では、今回の噴火が一連の噴火で最大規模のものとなる可能性が指摘されており、既に近隣にあるグリンダヴィクの街や温泉施設ブルーラグーン、スヴァルツエンギ地熱発電所などは退避措置がとられ、これらの場所や施設は閉鎖されています。また、当局により噴火地点付近への立ち入りも規制されています。現場付近に近づいたり、近隣道路(特にレイキャビクとケプラヴィーク空港間の道路)上に立ち止まって噴火活動を見学するなどの行為は、緊急車両等の活動の妨げになるだけでなく交通事故などを誘発する畏れもあるため、そのような行為は控えて下さい。
なお、現時点で噴火によるケプラヴィーク国際空港への影響はなく、平常通り運航している模様ですが、空港ホームページや航空会社などから最新の運航状況を確認するようにしてください。
また、風向きが南東から北西へと向かう場合、レイキャビク市内にも火山ガスが到達する可能性があります。火山ガスには主に二酸化硫黄や二酸化炭素が含まれており、喉の痛み、咳、呼吸困難、目の痛みなどが発生することがありますのでご注意ください。
被害の状況や交通機関及び各施設への影響は、噴火の状況により刻一刻と変化していくことが予想されますので、関係当局や報道等をこまめに確認し、最新情報の入手に努めてください。
●当館ホームページ:
https://www.is.emb-japan.go.jp/itpr_ja/volcano.html
●アイスランド気象庁:
https://en.vedur.is/about-imo/news/a-seismic-swarm-started-north-of-grindavik-last-night
●アイスランド国民保護・危機管理局:
https://www.almannavarnir.is/
●アイスランド捜索・救助隊運営の安全対策ページ:
https://safetravel.is/
●ケプラビーク国際空港:
https://www.isavia.is/en/keflavik-airport
在アイスランド日本国大使館領事部/Consular Section, Embassy of Japan in Iceland
住所:Laugavegur 182, 105 Reykjavik
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(電話受付時間 9:00~12:00、13:00~16:00。土日・休館日を除く。)
【大使館からの注意喚起】アイスランド南西部における火山噴火(噴火の可能性について)(更新)
2025/03/07 18:41:44
3月4日、アイスランド気象局は、アイスランド南西部のグリンダヴィク(Grindavik)周辺の火山の状況について情報を更新し、同地域での火山活動が再度活発化しており、今後、短期間の内に噴火する可能性がある旨発表しています。
発表によると、同地域では、地震活動はわずかなものの、地盤上昇とマグマ蓄積が続いており、現在のマグマ蓄積量は既に前回噴火時を上回っており、過去の事例から、早ければ今後数日または数週間以内に次の噴火が始まる可能性が高いとのことです。また、噴火地点は前回と同様にStora-Skogfell山付近で起こると予想されていますが、噴火が発生した場合の火山ガス等の影響範囲は、噴火に伴う亀裂の状況によって変化すると指摘されています。
なお、上記発表に先駆け、アイスランド国民保護・危機管理局は、噴火の可能性が高まっているとして、1月末に危険情報を「注意レベル」から「警戒レベル」に引き上げており、この評価に変更はないとのことです。(※アイスランドの危険情報は、上から、緊急レベル、警戒レベル、注意レベルの3段階になっています)
次の噴火が予測されている地域では2023年後半から火山活動が活発になっており、同年末からこれまでに7回噴火しています。同地域周辺には温泉施設ブルーラグーンが所在しているほか、ケプラヴィーク国際空港もそう遠くない場所にあり、場合によっては同空港を離発着する航空便の運航やアクセスにも影響が出る可能性があります。
アイスランドの火山活動は予測が難しく、例えば前回(昨年11月20日)の噴火は、差し迫った噴火の可能性は低いとの事前の予測に反して突如始まりました。アイスランドに渡航予定・渡航中の方におかれましては、こうした状況を念頭に、ご自身でも最新情報の入手に努めるとともに、万一の状況に備えて余裕のある日程で計画を立てることをご検討下さい。
また、噴火が予想される地域付近への立ち入りは規制されておりますが、制限区域を越えて噴火地点に近づくことは絶対におやめ下さい。
●当館ホームページ:
https://www.is.emb-japan.go.jp/itpr_ja/volcano.html
●アイスランド気象局:
https://en.vedur.is/about-imo/news/a-seismic-swarm-started-north-of-grindavik-last-night
●アイスランド国民保護・危機管理局:
https://www.almannavarnir.is/
●アイスランド捜索・救助隊:
https://safetravel.is/
●ケプラビーク国際空港:
https://www.isavia.is/en/keflavik-airport
(了)
在アイスランド日本国大使館領事部/Consular Section, Embassy of Japan in Iceland
住所:Laugavegur 182, 105 Reykjavik
電話:+354-510-8600
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ホームページ:https://www.is.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
(電話受付時間 9:00~12:00、13:00~16:00。土日・休館日を除く。)
【大使館からの注意喚起】アイスランド南西部における火山噴火(噴火の可能性について)
2025/02/15 01:31:49
2月11日、アイスランド気象局は、アイスランド南西部のグリンダヴィク(Grindavik)周辺の火山の状況について情報を更新し、同地域での火山活動が再度活発化しており、今後1ヶ月以内にも噴火の可能性がある旨発表しています。
発表によると同地域では、地震活動はわずかなものの、地盤上昇とマグマ蓄積が続いており、現在のマグマ蓄積量は次の火山噴火を引き起こすのに十分な量に達しており、過去の事例から、早ければ今後1ヶ月以内に次の噴火が始まる可能性が指摘されています。
なお、上記発表に先駆け、アイスランド国民保護・危機管理局は、噴火の可能性が高まっているとして1月末に危険情報を「注意レベル」から「警戒レベル」に引き上げています。
(※アイスランドの危険情報は、上から、緊急レベル、警戒レベル、注意レベルの3段階になっています)
次の噴火が予測されている地域では2023年後半から火山活動が活発になっており、同年末からこれまでに7回噴火しています。同地域周辺には温泉施設ブルーラグーンが所在しているほか、ケプラヴィーク国際空港もそう遠くない場所にあり、場合によっては同空港を離発着する航空便の運航やアクセスにも影響が出る可能性があります。
アイスランドの火山活動は予測が難しく、例えば前回(昨年11月20日)の噴火は、差し迫った噴火の可能性は低いとの事前の予測に反して突如始まりました。アイスランドに渡航予定・渡航中の方におかれましては、こうした状況を念頭に、ご自身でも最新情報の入手に努めるとともに、万一の状況に備えて余裕のある日程で計画を立てることをご検討下さい。
また、噴火が予想される地域付近への立ち入りは規制されておりますが、制限区域を越えて噴火地点に近づくことは絶対におやめ下さい。
●当館ホームページ:
https://www.is.emb-japan.go.jp/itpr_ja/volcano.html
●アイスランド気象局:
https://en.vedur.is/about-imo/news/a-seismic-swarm-started-north-of-grindavik-last-night
●アイスランド国民保護・危機管理局:
https://www.almannavarnir.is/
●アイスランド捜索・救助隊:
https://safetravel.is/
●ケプラビーク国際空港:
https://www.isavia.is/en/keflavik-airport
在アイスランド日本国大使館領事部/Consular Section, Embassy of Japan in Iceland
住所:Laugavegur 182, 105 Reykjavik
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