ハバナ旧市街での邦人被害にかかる両替名目の詐欺事件等の発生
2025/07/09 03:20:39
6月末日、ハバナ旧市街を徒歩で観光中の邦人女性が、現地の者より、公式レートよりも良い条件での路上での闇両替を勧められ、外貨を手渡したところそのまま窃取される両替名目の詐欺事件が発生しました。
同旧市街では、本年4月から5月にかけ、邦人被害ではないものの、市街地中心部を徒歩進行中の女性観光客が2人組の男からバッグをひったくられそうになり、抵抗したところ、顔面を殴打されバッグを強取された強盗致傷事件や、徒歩進行中の女性観光客が追い抜きざまにリュックを窃取されるひったくり事件等が認知されています。
正規の場所以外での闇両替は、上記の様な被害に遭う可能性があります。
また、仮に犯罪被害の現場に遭遇した場合、上記の様に抵抗すると暴行、傷害、殺人等の重大事件に発展しかねませんので、まずは抵抗することなくその場から離れただちに周囲に助けを求めてください。
キューバでは、犯罪統計が発表されておらず、治安情勢を把握することが難しいですが、最近の情勢を考えると、確実に治安が悪化しています。今後、キューバへの旅行をお考えの方は、キューバが他の中南米諸国と比較して安全であるとの思い込みを捨てて、安全対策に十分配慮して下さい。
外務省の海外安全ホームページに掲載している「海外旅行のトラブル回避マニュアル」を旅行前にご一読いただければ幸いです。
URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/toranomaki.pdf
外務省 海外安全ホームページ URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/trip/
在キューバ日本国大使館
ホームページ:https://www.cu.emb-japan.go.jp
電話:7204-3355(代表)
7204-2376(領事部直通)
津波への注意喚起について
2025/02/09 11:06:20
8日午後7時23分頃(キューバ時間)、ホンジュラスの北方でマグニチュード7.5の地震が発生した他、ケイマン諸島でもマグニチュード7.6の地震が発生しました。
米国海洋大気局は、この地震による津波の発生についてキューバを含むカリブ海周辺諸国とホンジュラスに警報を発令しました。
キューバへの影響について詳細は不明ですが、特に青年の島、キューバ南部の沿岸部にお住まいの方、旅行中の方は、細心の注意を払って下さい。
在キューバ日本国大使館
電話番号:7204-3355(代表)・7204-2376(領事部)(平日)
ホームページ:https://www.cu.emb-japan.go.jp
メール:consulado@hv.mofa.go.jp
邦人旅行者を狙った窃盗事件の連続発生について
2025/01/08 06:11:27
年末年始にかけて、邦人旅行者が被害にあう窃盗事件が連続発生しました。
1件目は、2024年12月31日深夜、邦人女性旅行者が、カサパル(民宿)の2階に宿泊し、カサパルマネージャーからの戸締まり方法の伝達不足により、テラス扉の施錠が不十分な状態で就寝していたところ、何者かに隣家の2階部分からテラスに飛び移られ、無施錠のテラス扉から室内に侵入され、財布(現金・クレジットカード等在中)、旅券等を窃取された侵入窃盗(忍び込み)事件でした。
2件目は、2025年1月2日午後2時頃、邦人男性旅行者が、ハバナ市内を観光中に市場で買い物をしていたところ、何者かに後ろ掛けしていたリュックサックの4カ所のポケット全てのジッパーを開けられ、その内、1番外側と内側のポケットに入れていた二つ折り財布(現金在中)・長財布(現金・クレジットカード・旅券等在中)を窃取されたすり事件でした。
今後、キューバへの渡航をお考えの皆様は、以下の点にご注意ください。
○ 民宿(カサパル)への宿泊はなるべく避け、ドア、窓、テラス等の施錠を確実に行う。
裏路地等に所在し、夜間、羽交い締め強盗等の被害にあう他、隣の建物と隣接している(30センチ程の間隔しかない)ため、隣家からの侵入が可能であり、侵入窃盗が目的だとしても強盗・強姦・殺人事件に発展する恐れがある。
○ リュックサックを使用する場合、前掛けする。
空港到着後のバス車内・市場・観光名所・写真撮影中等に常に狙われている。
○ レストランの机の上下、椅子の背もたれ等に貴重品を入れたバッグ・財布・携帯電話等を放置しない。
アジア人は、裕福だと思われており常に狙われている。
○ 財布やポーチを数個準備し、外出時に必要以上の現金やクレジットカードを持ち歩かず、分散して管理しておく。
○ 旅券及び渡航書発給用の写真2枚と旅券のコピー又は画像を準備しておく。
キューバは日本のように発展しておらず、写真屋の営業も不定期なため、旅券及び渡航書発給用の写真撮影が困難なため。
○ 緊急連絡用のメールアドレスを親族・友人・知人と共有しておく。
携帯電話を盗まれても連絡がとれるよう、メモ紙等に親族等の連絡先やGmail等のアカウントのID及びパスワードを記載しておく。
在キューバ日本国大使館
電話番号:7204-3355(代表)・7204-2376(領事部)(平日)
ホームページ:https://www.cu.emb-japan.go.jp
メール:consulado@hv.mofa.go.jp
住居侵入・窃盗事件の発生について
2024/12/13 00:01:35
12月11日、キューバ在住の邦人女性宅に何者かが侵入し、現金や携帯電話等を窃取する住居侵入・窃盗事件が発生しました。侵入方法については現在捜査中ですが、合い鍵を使用された可能性もあります。
また、既に領事メールを送信しましたが、11月11日深夜、ハバナ旧市街を歩いていた法人男性旅行者が、2人組に背後から羽交い締めにされて鞄を強奪される強盗事件も発生しています。
年末年始は、このような窃盗事件、強盗事件及び飲酒運転に起因する交通事故等が増加する傾向にあります。皆様、人事とは思わず、防犯対策を徹底してください。
在キューバ日本国大使館
電話番号:7204-3355(代表)・7204-2376(領事部)(平日)
ホームページ:https://www.cu.emb-japan.go.jp
メール:consulado@hv.mofa.go.jp
キューバにおける自然災害後のインフラ等への影響に関する注意喚起
2024/11/14 08:06:11
1 現在、キューバでは、11月6日に発生したハリケーン「ラファエル」と11月10日にグランマ県で発生した地震の影響等により、全土において停電、断水、食料・燃料の不足等が起きており、これらが長期化する可能性があります。また、その場合には治安の悪化が懸念されます。
2 実際に、11月11日深夜、ハバナ旧市街を歩いていた邦人男性が、2人組に背後から羽交い締めにされて鞄を強奪される強盗被害が発生しています。
3 キューバへの渡航が必要な場合は、災害・治安・暴動等の最新の状況を十分に確認の上で渡航を検討するとともに、滞在中は以下を参考に十分注意して行動してください。
○ むやみに群衆に近づかないこと
○ 深夜の外出は控えること
○ 夜間に1人で路上を歩かないこと
○ 街灯がない場所や人通りの少ない場所を避けること
○ 貴重品を持ち歩く場合は必要最小限の物とすること
○ 見知らぬ人に話しかけられても相手にしないこと
○ 見知らぬ人から提供された開封済みの酒等を口にしないこと
○ 万が一被害に遭った場合は抵抗しないこと
在キューバ日本国大使館
電話番号:7204-3355(代表)・7204-2376(領事部)(平日)
緊急携帯:5279-8818(土・日・祝日・執務時間外)
ホームページ:https://www.cu.emb-japan.go.jp
メール:consulado@hv.mofa.go.jp