カンボジアータイ国境付近における緊張の高まりを受けた注意喚起について(第二報)

2025/06/24 13:55:34

●本年5月28日にプレアビヒア州モムバイ地域で発生した軍事衝突によるカンボジア-タイ国境地帯での緊張は、その後も沈静化せず、追加的な措置がとられています。 ●6月23日にタイ軍は、カンボジアとの国境検問所を全て閉鎖し、一部の例外を除いて人や車両の往来を禁止する旨発表しました。 ●カンボジアータイ国境付近では今後も不測の事態が発生する可能性が否定できないことから、当局の発表や報道などから最新の情報の入手に努め、不用意に国境付近に近づかないようにするなど、十分な安全対策を講じてください。 1 本年5月28日にプレアビヒア州モムバイ地域で発生した軍事衝突によるカンボジア-タイ国境地域での緊張は、6月14日及び15日の両国共同国境委員会による協議を経ても沈静化していません。  カンボジア側は、タイ側による一方的国境規制を理由として6月17日にタイからの野菜・果物の輸入を禁止したほか、タイ国内の動きに対する牽制として6月22日にタイからの石油及びガスの輸入取りやめを発表しました。両国による国境規制も強化され、プレアビヒア州やウドーミエンチェイ州において複数の国境検問所が完全に閉鎖 されました。  6月22日には、両国間の緊張の高まりを踏まえ、両国外務省から自国民に対して相手国への不要不急の渡航を控えるよう促す注意喚起がそれぞれ発出されました。 2 6月23日夕刻、タイ軍は、カンボジアとの国境検問所を全て閉鎖し、救急医療や学生の教育など人道的例外を除いて、自国民・外国人問わず人や車両の往来を全て禁じる旨発表しました。閉鎖対象には、両国主要国境のポイペト=アランヤプラテート国境も含まれています。 3 つきましては、カンボジア-タイ国境付近では、更なる状況の変化や不測の事態の発生も排除されませんので、御自身の行動予定を慎重に検討し、当局の発表や報道など から最新の治安情報を入手いただき、危険な状況が予測される場合は国境付近に不用意に近づかないようにするなど、十分な安全対策を講じてください。特にターモアン・トム寺院及びタークロバイ寺院など両国の係争地への訪問は、現時点では見合わせるようにお願いします。 ●お問い合わせ先 在カンボジア日本国大使館 領事班 TEL:  +855-(0)23-217-161 URL: https://www.kh.emb-japan.go.jp e-mail: consular.jpn@pp.mofa.go.jp 在シェムリアップ日本国領事事務所 TEL:  +855-(0)63-963-801 URL: https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000091.html e-mail: consuljp.rep@re.mofa.go.jp

(国境検問所の開門時間の訂正)カンボジア-タイ国境付近における緊張の高まりを受けた注意喚起について

2025/06/09 15:20:34

●ポイペト-アランヤプラテート国境検問所の開門時間は、現時点、カンボジア側とタイ側で異なる時間で運用されております。ただし、事態の推移によっては、予告等なく変更される場合がありますので御注意ください。 ●カンボジア-タイ国境付近では今後も不測の事態が発生する可能性が否定できないことから、報道やインターネットなどから最新の安全情報の入手に努め、十分な安全対策を講じてください。 1 昨8日に領事メールにてお知らせした「カンボジア-タイ国境付近における緊張の高まりを受けた注意喚起について」に関し、現時点、バンティアイミエンチェイ州のポイペトとタイ側のアランヤプラテートの国境検問所の開門時間については、以下のとおり異なる時間で運用されていることが判明しました。今後の事態の推移によっては、予告なく変更される場合がありますので、報道やインターネットなどから最新の情報を入手いただくよう御注意ください。 (1)カンボジア側のポイペト国境の開門時間  午前9時から午後4時までに短縮 (2)タイ側のアランヤプラテート国境の開門時間  午前8時から午後4時までに短縮 2 カンボジア-タイ国境の検問所を利用、もしくは国境地帯を訪問・滞在される場合には、更なる状況の変化や不測の事態の発生も排除されませんので、危険な状況に巻き込まれないよう御自身の行動予定を慎重に検討し、報道やインターネットなどから最新の治安情報を入手いただき、十分な安全対策を講じてください。現時点では、ターモアン・トム寺院及びタークロバイ寺院への訪問は必要のない限り見合わせるとともに、仮に訪問する場合でも、信頼のできる旅行会社やガイドを選ぶ、情勢の推移によっては訪問を取りやめるなどの対応をお取りくださるようお願いします。 ●お問い合わせ先 在カンボジア日本国大使館 領事班 TEL:  +855-(0)23-217-161 URL: https://www.kh.emb-japan.go.jp e-mail: consular.jpn@pp.mofa.go.jp 在シェムリアップ日本国領事事務所 TEL:  +855-(0)63-963-801 URL: https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000091.html e-mail: consuljp.rep@re.mofa.go.jp

カンボジア-タイ国境付近における緊張の高まりを受けた注意喚起について

2025/06/08 19:00:52

●本年5月28日にプレアビヒア州モムバイ地域でカンボジア軍とタイ軍による軍事衝突が発生し、カンボジア軍側に死者が出て以降、両国国境地帯での緊張が高まっております。 ●これを受け、6月7日にタイ政府は国境地域の警戒を指示しており、国境検問所の開門時間短縮や閉鎖にかかる措置が執られました。 ●つきましては、カンボジア-タイ国境付近では今後も不測の事態が発生する可能性が否定できないことから、報道やインターネットなどから最新の安全情報の入手に努め、上記地域へは当面の間、不用意に近寄らないよう十分御注意ください。 1 カンボジア・タイ両国においては、これまでそれぞれが主張する国境線の違いを巡って両国軍の間で発砲を伴う衝突が発生しています。2008年から2009年にかけてプレアビヒア州プレアビヒア寺院周辺で砲撃を伴う大規模な銃撃戦があったほか、2010年から2011年にかけて同寺院に加え、ウドーミエンチェイ州ターモアン・トム寺院及びタークロバイ寺院周辺でも大規模な銃撃戦が発生し、両国軍双方に死傷者が出ました。その後、両国政府間の努力により情勢は長らく落ち着いておりましたが、本年5月28日にプレアビヒア州モムバイ地域で両軍間の衝突が発生し、カンボジア人兵士1名が死亡しました。 2 衝突後、両国間で事態沈静化に向けたやりとりが続けられましたが、6月7日になってタイ側により国境検問所の開門時間短縮や閉鎖の措置が執られました。両国間の主要国境であるバンティアイミエンチェイ州のポイペトとタイ側のアランヤプラテート国境ではこれまでの午前6時から午後10時までの開門時間が午前8時から午後3時までに短縮されています。カンボジア側の発表によれば、タイ側によるこれらの措置導入の理由として、カンボジア側が国境地域の4地点(モムバイ地域、ターモアン・トム寺院、ターモアン・トーイ寺院、タークロバイ寺院)について国際司法裁判所への付託を理由に6月14日に予定される両国共同国境委員会の場での討議に応じないことが挙げられています。今後も両国間交渉の推移によっては流動的な状況 が続く可能性があります。 3 つきましては、カンボジア-タイ国境の検問所を利用、もしくは国境地帯を訪問・滞在される場合には、更なる状況の変化や不測の事態の発生も排除されませんので、危険な状況に巻き込まれないよう御自身の行動予定を慎重に検討し、報道やインターネットなどから最新の治安情報を入手いただき、十分な安全対策を講じてください。現時点では、ターモアン・トム寺院及びタークロバイ寺院への訪問は必要のない限り見合わせるとともに、仮に訪問する場合でも、信頼のできる旅行会社やガイドを選ぶ、情勢の推移によっては訪問を取りやめるなどの対応をお取りくださるようお願いします。 ●お問い合わせ先 在カンボジア日本国大使館 領事班 TEL:  +855-(0)23-217-161 URL: https://www.kh.emb-japan.go.jp e-mail: consular.jpn@pp.mofa.go.jp 在シェムリアップ日本国領事事務所 TEL:  +855-(0)63-963-801 URL: https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000091.html e-mail: consuljp.rep@re.mofa.go.jp

「Cambodia e-Arrival」等に関する注意喚起

2025/04/28 17:15:31

●カンボジア到着時の入国、税関及び検疫に係る手続きをオンラインで行う「Cambodia e-Arrival」の正規のウェブサイトでないものが存在するとしてカンボジア入国管理総局が警告を発出しています。 ●カンボジアの電子ビザ「e-VISA」の申請については、事務手数料等を上乗せして代理申請手続きを行う民間企業が運営するウェブサイトが存在しており、公式サイト(正規料金)よりも割高となりますので、御利用に当たっては御留意ください。 1 報道等によれば、「Cambodia e-Arrival」の公式ウェブサイトを装ったウェブサイトが存在するとしてカンボジア入国管理総局が警告を発出しています。カンボジア入国管理総局は、公式ウェブサイト「Cambodia e-Arrival」(以下URL参照)又は公式モバイルアプリ「Cambodia e-Arrival」の利用を推奨しておりますので、カンボジアへの渡航を準備される際は、特に御注意願います。E-arrivalの登録のみ(ビザの手数料以外)で料金が請求されることはありません。  公式サイト:www.arrival.gov.kh/  公式アプリ:Cambodia e-Arrival  ※いずれも言語選択から「日本語」を選ぶことが可能です。 2 カンボジアの電子ビザ「e-VISA」の申請については、上記「Cambodia e-Arrival」の公式ウェブサイト又は以下の公式ウェブサイトから御自身で申請することが可能です。ちなみに、事務手数料等を正規料金に上乗せして代理申請手続きを行う民間企業が運営するウェブサイトも存在しており、手数料の総額が公式サイト(正規料金:観光目的シングルエントリーで30米ドル)よりも割高となりますので、御利用に当たっては御留意ください。  公式サイト:https://www.evisa.gov.kh/  ※言語選択から「日本語」を選ぶことが可能です。  なお、「Cambodia e-Arrival」及び「e-VISA」についての詳細は、各公式ウェブサイト又はカンボジア入国管理総局にお問い合わせいただくようお願いいたします。 【参考】カンボジア入国管理総局 問い合わせ先 ウェブサイト: https://immigration.gov.kh/ 電話番号  : +855-68-38-66-99          +855-78-38-66-99         +855-87-38-66-99 メールアドレス:hotline@immigration.gov.kh

大使館前道路(ノロドム通り)の交通規制について(11月22日(金)及び23日(土))

2024/11/21 13:11:33

 今般、プノンペン都から、11月22日(金)及び23日(土)に当館向かいにあるカンボジア人民党本部において、第12回アジア政党国際会議(ICAPP)が開催される予定で、これに伴い交通渋滞が見込まれるため、会議開催期間中の日本大使館前の通り(Norodom通り)の通行を極力避けるよう、案内がありました。  規制の時間は、22日(金)は午前6時から会議終了(午後5時)まで、23日(土)は午前6時から正午までとされています。  同会議には、フン・マネット首相やフン・セン上院議長が出席し、車列通行時には全面通行止めとなるほか、アジア各国の政党代表者の出席が予想され、会場周辺では大規模な警備対策が見込まれます。この間は当館へのアクセスが困難となる可能性がありますので、各種領事サービス(パスポート、証明、戸籍等)のために来館予定の方は、可能な限り22日(金)以外の御来館を御検討ください。  緊急の場合や、どうしても22日中に対応が必要な案件があり来館を希望される方は、来館前にお電話で御連絡いただきますようお願いします。 御不便おかけいたしますが上記ご理解の上、御協力いただきますようよろしくお願いします。 **************** 在カンボジア日本国大使館 領事班 TEL:  +855-(0)23-217-161 URL: https://www.kh.emb-japan.go.jp e-mail: consular.jpn@pp.mofa.go.jp