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海外旅行で色々な国を巡るときの「目的」は何ですか?
海外へ何をしに行きますか?

「○○旅」、「○○ツアー」にはどんなワードが当てはまるでしょうか?

「観光地巡り」、「グルメ旅」はよく見かけますね♪
「建築物」を巡る旅もありますね。

さて、今回の提案は・・・「窓巡り」です。

1.身近な「窓」
2.観光で見かける建築物の「窓」@日本
3.海外で感じる「窓」
4.「窓巡り」おススメ!

1.身近な「窓」

窓は、建築物や乗り物に見られますが、今回は建築物の窓について考えてみます。
みなさんのお家の「窓」はどんな形で、何のためにあるでしょうか?

例えば、家の窓は大体の場合は、腰よりも高い位置にあって、採光や換気をする役割があります。
ベランダに出る部分では、扉のように一面にありますが、家の全部の窓が大きいお家は少ないのではないでしょうか?

また、日本ではカーテンや障子、目隠しシート等で防犯やプライバシーのことを考えて、外から見えないように対策することもありますね。

しかし、展望台や夜景等の景色を楽しむ場所では、全面がガラス張りになっていて、窓は眺望の役割になりますね。
高い位置の窓は、換気の役割はなく、開かないところも多いです。

日本の建物で見ても、北海道と沖縄の窓は違います。
また、京都のお寺や神社の窓と、近年の窓は材質も違えば、考え方や意味も異なってきます。
窓自体のデザインも、窓からの光の差し込み方も様々。
外に面した側と、室内の印象は・・・?

建築物には「窓」があって、その世界に着目していくと、アート性も感じてくるのではないでしょうか?

2.観光で見かける建築物の「窓」

観光の目的になる建築物にも窓はたくさんあります。

宗教性が強い建築では、ステンドグラスのデザインに意味があったり、窓の近くのタイルや装飾に法則性がありますね。
また、光の差し込みに意味があるため、光の入り方を含めて窓の設計をしていることも多いです。

建築物の中に入ったときも、自然と「窓」に目がいき、神聖な雰囲気や荘厳な空気が満ちるのを感じることも多いのではないでしょうか?

日本の京都では様々な歴史的建造物に触れたりするでしょう。
みなさんが一度は見たことがあるであろう、「窓」について少し紹介していきます。

寺院の場合は、「連子窓(れんじまど)」や、「花頭窓(かとうまど)」(「火灯窓」、「華頭窓」とも)、「丸窓」等を見かけることができます。

例えば、「連子窓(れんじまど)」ですが、「連子子(れんじこ)」という格子が取り付けられていて、格子の取り付ける向きに工夫がされています。
建築物の外側から見ると中が見えづらくなっていますが、内側から見ると外の景色が見えるのです。
シンプルな構造なのですが、プライバシーと採光を兼ね備えており、どこか奥ゆかしさを感じますね。

「花頭窓(かとうまど)」(「火灯窓」、「華頭窓」とも)は、上部が尖頭アーチ状の窓ですが、時代の流れによりデザイン性も増していくのが面白い窓。
城、住宅など色んな建築に取り入れられているので、その違いを比較すると新しい発見があるかもしれません。

「丸窓」で好きな寺院を1つ。

源光庵の窓は知っているでしょうか?
【源光庵 HP】
https://genkouan.or.jp/
https://genkouan.or.jp/mado/
源光庵本堂には「悟りの窓」と名付けられた丸窓と「迷いの窓」という名の角窓があります。

HPによると、円型の「悟りの窓」は、「禅と円通」の心を表し、円は大宇宙を表現していると言われています。
一方、角型の「迷いの窓」は、「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦八苦を表していると言われています。

窓のカタチと意味合いによって、受け取る側の印象も変わることが伝わりやすい場所だと思います。
景色の見え方だけではなく、窓を通じて興味深く観光すると自身の気付きも増えるのではないでしょうか?

また、季節によって、見え方や感じ方に色々な変化があると思うので、是非、四季を味わってほしいと思います。

3.海外で感じる「窓」

海外に行ったときに見てほしい「窓」のポイントをいくつか。

■街並みにある「窓」
・お店の外観
・「窓」の雰囲気(店内が見える?/そもそもない?)
・「窓」からのやり取り
→日本の昔のタバコ屋さんみたいに、窓口のようにお客さんとやりとりする窓も今では懐かしく、そして温かく感じますね!

■カフェから見る「窓」
・店内の席から椅子に座って
・内側からの窓の印象、そこから見える景色

■住居の「窓」
・開閉可能か?
→防犯上で鉄格子がある場合や、昔の建築でガラスのはめ込みもありますね
→開けっ放しで開放的なこともあれば、障子やカーテンを閉めていたり・・・

・隠すデザインか、開放的なデザインか?
→室内がわからないように、格子やで細かいデザインが多くあしらわれている「窓」
→ガラスが入っていない「窓」は温暖な地域で見かけることもあるでしょう
→室内の方と目が合って、オープンな雰囲気の街では手を振ってくれることもありますね

・「窓」の使い方
→洗濯物を干したり、生活の中で活用されている「窓」。その地域の生活が見える気がして、いつもと違う景色に色が増えるような瞬間です
→壁際に備え付けの机や椅子があったり・・・「窓」を通してみる景色って絵のようで時間を忘れてしまいます

■他にも色々な「窓」ポイント
例)
・海や川の近くの「窓」
・城や歴史的建造物の「窓」
・いつ頃建てられた建築物か?
・誰が使う建築/部屋にある「窓」か?

他にも自分で巡るときの、ポイントを決めていても面白いと思います。

4.「窓巡り」おススメ!

いかがでしょうか?
身近にある「窓」は、各エリアの文化や生活スタイルが反映されているため、海外をまわるときに見ても楽しいのではないでしょうか?

最後に、青が美しい「窓」(建築物)を2つご紹介します。

■モロッコ シャウエンの街並み

青い街と呼ばれる、シャウエンは、青い建築物でフォトジェニックな街並みです。
「窓」があることで、路地を歩いているとどんどん異空間に迷い込んだような体験が出来ると思います。
特に、「窓」ポイントとしては、格子のデザインや、窓に置いた植物の鉢植え・植物と青の対比が美しいです。

■トルコ イスタンブール スルタンアフメト・モスク(ブルー・モスク)

モスクは美しい建築で心奪われる方も多いと思いますが、その中でもトルコのイスタンブールにある、「スルタンアフメト・モスク」は、『世界で最も美しいモスク』と言われています。
モスク内のドームには、200を超える窓があり、どれもステンドグラスが施されているそうです。
ステンドグラスを通した光は神秘的なものを感じてしまいますね。

どのモスクも「窓」には特徴があり美しさに時間を忘れてしまうと思います。
もし見学する場合は、神聖な場所なのでマナーを守って異国情緒を堪能しましょう。

なお、旅行会社では、安心、安全をサポートをしてくれるようなので、外務省の最新情報と各種旅行会社の情報をチェックして、ステキな旅を見つけてください。

外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/

Tripableは外務省の情報をもとに、気軽にわかりやすく旅行先を調べることが出来るので、みなさまのお役に立てますと幸いです。
「危険度は大丈夫かな?」、「そろそろ安全かな?」等、検索してみてください。

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